＜ロッテ経営権紛争＞ロッテワールドタワー・歴史館…２日連続で父の象徴を訪れた辛東彬会長（２）
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.05 14:27
ひとまず辛東彬会長が優勢な状況だが、グループ内部で解決するべきことも多い。まずはグループ内部の結束が急がれる。元代表・役員を中心に辛東主前副会長側にコネを作ろうとする人たちが登場する状況だ。グループ役職員の動揺も深刻だ。
また、グループのコントロールタワーである政策本部内でも一部で葛藤の様相が表れた。黄ガク圭（ファン・ガクギュ）政策本部運営室長（社長、６０）の役割が拡大し、社内では今回の争いの主導権を誰が握るのかをめぐり神経戦が見られた。国民と政界を中心に強まっているロッテに対する反感も解決しなければいけない。
辛東彬会長が活発に行動しているのに対し、辛東主前副会長は２日連続で潜行中だ。辛東主前副会長は数日間、メディアのインタビューを通じて攻撃的に自分の立場を明らかにしたが、韓国語の実力などで逆効果が大きかったというのが多数の財界関係者の観戦評だ。当初、辛東主前副会長は２日に日本に戻る計画だったが、３日に夫人のチョ・ウンジュ氏だけが単独で出国し、現在は父の辛格浩総括会長のそばで反転を狙っている。
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