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【コラム】韓国と似ているロシア

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.03.24 18:40
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外国で長く暮らしていると、ふと母国と今生活している国との間に共通点を見出すときがある。私もそうだ。韓国とロシアは似ている点はあまりないように思われるが、じっくり考えると、両国を近づけるあれこれが出てくる。食もこれに該当する。

「いやいや、韓国人は塩辛くて辛い食べ物が好きだが、ロシア料理は脂身が多くてほとんど何の味もしないではないか。どんな共通点があるのか」という反論もあるだろう。だが、他の観点でアプローチすれば話が違ってくる。

 
朝鮮末期の唐辛子が入ってくる前の韓国料理はそれほど辛くなかっただろう。その時、韓国キムチもおそらく圧倒的に白キムチが主流をなしただろう。韓国人はよく知らないだろうが、ロシア人もキムチを漬けて食べた。ハクサイの種類は違うがキムチは以前、ロシア人の基本食の一つだった。特に、韓国キムチとロシアのキャベツキムチは作る時期も似ていた。かつて、ロシアでは9月末から10月初めがキムチを漬ける季節だった。大きな木筒にキャベツを漬けて寒い冬に食べたりした。

似たような伝統食が他にもある。ロシア人が好んだキャベツキムチチゲだ。その後、キャベツキムチチゲはロシアを代表する「ボルシチ」という食べ物におされて人気を少し失ったが、依然として家庭で手軽に調理して食べる料理だ。韓国を訪問するロシア客に韓国キムチチゲを紹介する時は、よく韓国式「シチー」(ロシアのキャベツキムチチゲ)だと説明する。するとロシア人はどのような料理なのかすぐに理解する。

また別の共通点は、民族性に見ることができる。これもまた「何のことか」という人が多いだろう。ロシア人も韓国人のように厳しい状況を強い忍耐心で克服する指向が強い。多くの韓国人が読んだトルストイの『戦争と平和』を見てみよう。ナポレオンと戦ったロシアのクトゥーゾフ将軍の戦略がこの「耐える」だった。クトゥーゾフ将軍は戦いで勝算がないとわかると、冬がくる時まで待った。冬になると、ナポレオン軍隊は寒いロシア内陸に孤立して行き来すら出来ない状況に陥る。このような戦略はドイツのナチと戦闘を行った第2次世界大戦でもそのまま使われた。これはロシア人が韓国人のように耐える力がとても強いということを示している。

ロシア人のこのような指向は歴史の中でも見つけることができる。アジアと欧州にかけて広大な領土を保有したロシアは多くの戦いを経験してきた。欧州・モンゴル・トルコ・中国などその相手は実に様々だ。現在もロシアと国境を隣りあわせて緊張関係にある国が少なくない。韓国歴史もこれとよく似ているようだ。韓半島(朝鮮半島)の地政学的位置のために韓国人も多くの戦争に巻き込まれた。だが、ソ連の支援を受けて北朝鮮が起こした韓国戦争(朝鮮戦争)を除いては、韓国とロシアが直接戦場で戦ったことはない。別の見方をすれば、歴史的にそれぞれ違う戦争にとても忙しくて、互いに関心を持つことができなかったためともいえる。このように韓国とロシアは常に遠い隣人のような存在だった。

このため、両国の共通点について考えた人々もあまり多くないだろう。しかし、今は状況が違う。交通と通信の発達によって、いくらでも両国の交流は活発にできる。まず、民間次元の交流拡大が出発点になるだろう。韓流がアジアを席巻したようにロシアでもブームが起き、ロシアの伝統芸術が韓国で大きな人気を得ることを願う。近い将来、ロシアが近くて遠い国ではなく、文字通り「隣国」として生まれ変わる日を期待している。

イリーナ・コルグン=露サンクトペテルブルク大学国際経済大学院を2009年に卒業。2011年に韓国外大ロシア研究所のHK研究教授に就任。 (中央SUNDAY第419号)

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