【コラム】ウクライナ事態を横目に会心の笑みを浮かべる北朝鮮(2)

【コラム】ウクライナ事態を横目に会心の笑みを浮かべる北朝鮮(2)

2014年03月18日14時59分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  ミアシャイマー教授は2011年のインタビューで「私が金正日(キム・ジョンイル)の安保補佐官でも、核は絶対に放棄してはいけないと助言しただろう」と話した。現実主義理論に照らして北朝鮮の核保有は自明の選択だということだ。韓国・北朝鮮を30回余りも行き来したグリン・フォード元欧州議会議員も、先週のインタビューで「平壌(ピョンヤン)の立場としては核武装と経済発展の並進路線は合理的な選択」と評した。ウクライナ事態を見ながら北朝鮮は核の真価を改めて痛感していることだろう。

  北核問題の解決策が見えない中で、急変事態や統一が唯一の解決法だという見解がソウルやワシントンに広がっている雰囲気だ。突然の「統一大チャンス論」は、北朝鮮の核に対する挫折感の別の表現でもありうる。だが、ミアシャイマー教授は体制転覆や吸収統一によって北核問題を解決するという発想は、それこそ“希望的観測”に過ぎないと話す。絶対に中国が願うわけがないということだ。

  この瞬間にも、北朝鮮の核活動は続いている。北朝鮮国防委員会は14日、声明を通じて核抑制力の威力を誇示するための追加的な措置がありうると威嚇した。第4次核実験や長距離ロケット発射を念頭に置いた布石と思われる。今は北朝鮮が持つ核弾頭数が一桁にとどまっているけれど、それが二桁になれば北朝鮮の核の方程式は完全に次元が違ってくる。ある日、北朝鮮が50~60個の核弾頭を保有していると宣言する日が来たらどうするのか。悪夢を避けるには北朝鮮の核活動を現水準ででも凍結できるように対処しなければならない。“戦略的忍耐”は解決法ではないことがあらわれた。ウクライナ事態を見ながら北朝鮮は会心の笑みを浮かべているのかもしれない。

  ペ・ミョンボック論説委員・巡回特派員

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