韓経:創造経済センター予算削減…「崔順実事態」余波がスタートアップに
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.11.30 14:45
朴槿恵(パク・クネ)政権の力点事業の一つ「創造経済革新センター」が「崔順実(チェ・スンシル)国政壟断疑惑」事件の余波で座礁の危機を迎えている。地方自治体が次々と予算を削減したのに続き、政府の予算も減る可能性が高い。政府と地方自治体の予算投入が減少または中断すれば、創業の熱気が弱まるという懸念も提起されている。
全羅南道議会の経済観光文化委員会は最近、来年度の予算案のうち全南創造経済革新センターの運営を支援する道費10億ウォン(約1億円)を全額削減した。創造経済革新ファンド、バイオ化学ファンドなどに投じる予算20億ウォンもカットした。ここには17社が無償入居し、マーケティング、メンタリングなどが支援されている。未来創造科学部の関係者は「道費が削減されても運営に支障があるわけではないが、地域特化事業や博覧会など付加的な活動が減る」とし「道議会予算決算委員会の審議や来年の地方自治体補正予算を通じて予算が復活する可能性もある」と説明した。