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<インタビュー>2001年ノーベル経済学賞受賞者マイケル・スペンス教授(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.30 15:46
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司空=量的緩和ために企業が「金融エンジニアリング」にもっと集中することになったという話に聞こえるが。

スペンス=そうだ。未来が不確かな中、企業は短期の成果を出さなければいけない。長期実物投資より短期金融資産運用に集中することになる。私は企業の実物投資に対する新しいインセンティブと企業支配構造改善のためのインセンティブ強化などを伴わない量的緩和は危険だと見る。

 
司空=(政府と中央銀行が)短期総需要管理とともに供給の側面の各種構造改革努力をするのが望ましいというあなたの主張に全面的に同意する。私は資本主義市場経済体制が現在直面している最も大きな挑戦の一つが不平等問題だと考えるが、あなたはどう思うのか。

スペンス=その通りだ。先進国の不平等問題は1970年代から始まった。国家間の偏差があまりにも大きい。米国はドイツより不平等が激しい。これにはいくつか理由があるが、雇用構造の変化の影響も大きい。相対的に生産性と賃金が高い雇用はそれほど増えなかったが、賃金が安い一部のサービス分野の雇用は増え、分配に悪影響を及ぼしている。

司空=それで社会安全網の拡充とともに根本的な教育改革と勤労者の訓練・再訓練体制の強化が必要だ。従来の4年制大学教育体制自体から変わらなければいけないと考える。

スペンス=そうだ。現在も一部の教育機関が変化をするが、すべての学生がその恩恵を受けるにはまだ十分でない。

司空=相対的に裕福な家庭の学生だけがより良い教育の機会を持てば、世代間の所得再分配に逆行することになる。これは望ましくない。

スペンス=正確な指摘だ。韓国はどうか。

司空=韓国の公教育の質は満足できず、経済協力開発機構(OECD)で私教育費の支出が最も高い国だ。このため教育の世代間所得再分配機能が大幅に弱まり、懸念される。教育体制や内容を全面的に改革することが急がれる。

スペンス=公教育の質を高める問題は今日ほとんどすべての国が悩むべき課題だ。

司空=あなたは中国をよく訪問し、中国政府と高位層に助言していると聞いている。中国の未来をどう見ているのか。

スペンス=全体的に私は中国に対して楽観的だ。中国は他の新興国と比べて根本的な長所を数多く持っている。その中でも能力を重視する長い伝統、公職者の忠誠心、高い教育熱、実用主義、戦略的思考などを挙げることができる。さらに包容的な成長のための公共投資がブラジルなど他の新興国に比べてかなり高い点も挙げられる。

司空=現在、中国は公共投資を含むすべての投資が過度に多くて悩んでいるのが実情だ。

スペンス=非常に正確な指摘だ。中国は2009年にニューノーマルを宣言し、政策調整をしなければならなかった。5年前にそのように助言したことがある。

司空=現在、中国が直面している最も大きな挑戦は何だと思うか。

スペンス=中国の中産層が増え、政治的な声が高まっている。一方、政治体制はまだ開かれてない状態だ。今後、中国の政治体制は多党制民主主義までではないとしても、いかなる形であれ変わるだろう。そして過去には中国が外国の成功事例から学ぼうとする態度が強かったが、現リーダーシップの下ではやや変わるようだ。『西洋の教科書は必要ない』というようにだ。また、政府統制性向が高まり、反開放性が一部に表れている。


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    2015.11.30 15:46
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    スペンス教授(左)は司空壱中央日報顧問と対談を終えた後、「ニューヨーク大に来て特講をしてほしい」と要請した。司空顧問は「機会を作ってみたい」と答えた。
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