海外メディアも韓国サッカーを称えた。ＡＦＰ通信はアジアカップベスト５に大会ＭＶＰに選ばれたマッシモ・ルオンゴ（２３）、ティム・ケーヒル（３６、以上豪州）、オマル・アブドゥラフマン（２３、ＵＡＥ）とともに奇誠庸）と孫興民を選んだ。豪州日刊紙シドニーモーニングヘラルドはアジアカップ最高の監督に、優勝国の豪州のポステコグルー監督ではなくシュティーリケ監督を選んだ。

韓国代表は１日、所属チームに直接合流した南泰煕（ナム・テヒ、２４、レフウィヤ）を除いた１７人が入国した。ファンは決勝で失点のきっかけを作った金珍洙（キム・ジンス、２３、ホッフェンハイム）に対し、叱責ではなく大きな拍手を送った。ファンの激励に金珍洙は「チャ・ドゥリ先輩に優勝カップを持たせたかったが、かなわなかった」とし「しかしドゥリ先輩は優しいので許してくれると思う」と言って笑った。

シュティーリケ監督は「大会前に優勝するとは約束していない。ただ、最善を尽くして大韓民国のために努力するという点を一つ約束した」とし「韓国選手は国を代表するというプライドをグラウンドの上で見せ、約束を守った」と述べた。

ブラジルＷ杯から帰国して“飴洗礼”を受けた後、「飴を食べなければいけないですか」といって苦笑した孫興民はこの日、「当時は私がサッカーファンでもそのような行動をしたかもしれない。失望が大きかったのだろう」とし「準優勝だったが、多くのファンの激励に感謝している。個人的には優勝しに行ったが、準優勝に終わって残念だ」と語った。

パク・ギョンフンＳＢＳ解説委員（５４）は「代表チームが今大会を通じて得た自信と経験は、３年後のロシアＷ杯を準備するうえで大きなプラスになるだろう」と述べた。


＜アジアカップ＞韓国監督「選手を誇りに思ってほしい」（１）