韓国人以上のシルム愛…巨漢米国人選手の「天下壮士への夢」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.30 15:34
身長2メートル33センチ。向かい合って立つと相当な威圧感だ。2階にいる人を見上げるような感覚だった。彼は握手を交わすと「ここの上の空気はとても澄んでいますがそちらはどうですか」と冗談を言って大笑いした。「誰にでも親切で快活な友人」という大韓シルム協会のキム・ビョンホン実務副会長の説明そのままだった。
米国人のカーティス・ジョンソンさん(34)は特異な経歴の持ち主だ。身長2メートル33センチ・体重190キロ、靴のサイズ40センチの巨体だ。だが、シルム(韓国相撲)をする。体格のために「歴代最長身力士」というタイトルを獲得したがそれがすべてではない。シルム人は彼について「会うほどに魅力的」と口をそろえる。米国人ながらもシルムに対する愛情が韓国人に劣らないためだ。