韓国の科学技術史、英国ケンブリッジ大から出版
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.08 15:19
5000年の韓民族科学・文明史の精髄が込められた本のシリーズが、英文で製作されて全世界のオピニオンリーダーに普及する。韓国学中央研究院(イ・ベヨン院長)の韓国学振興事業団は7日、事業団が2010年から「10年プロジェクト」として企画・作業中の韓国科学技術史シリーズ『韓国の科学と文明』を英国ケンブリッジ大学出版部から出版することになったと明らかにした。ジョセフ・ニーダム氏(1900~95)の大著『中国の科学と文明』の韓国バージョンとなる。『中国の科学と文明』は「東洋科学は西洋に比べて遅れていた」という偏見を払しょくするのに決定的な役割を果たした本。54年にケンブリッジ大から初めて出版されて以降、関連分野で最も重要な著書として挙げられてきた。中国の国家イメージにも大きな影響を及ぼした。
本の英文版共同エディターを引き受けたケンブリッジ大ニーダム研究所のクリストファー・カレン所長(67)、プロジェクト総責任者であるKAIST(韓国科学技術院)人文社会科学科のシン・ドンウォン教授(53)、英文版責任者であるニュージーランドオークランド大学地理学科のユン・ホンギ教授にソウル太平路(テピョンノ)の韓国プレスセンターで会った。