南北、GPを相互検証…文大統領、青瓦台地下バンカーで見守る
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.12.13 07:34
南北が9・19軍事合意により示範的に撤収または破壊したそれぞれ11カ所の監視哨所(GP)など合計22カ所に対する相互検証を12日に実施した。1953年7月27日に停戦協定が締結された後、軍事境界線(MDL)を越えて相手の重要軍事施設であるGPを直接確認したのは今回が初めてだ。韓国国防部によると、この日南北GP現場検証班は非武装地帯(DMZ)内の事前約束場所である連結地点で会った。互いにたばこを勧め合う友好的な雰囲気だったという。その後、相手の案内を受けてGPに徒歩で移動した。南北は相互検証訪問のためにGPに向かう1キロ前後の小道を作った。これに先立ち、北朝鮮は今月9日から連結地点に「軍事境界線」と書かれた黄色の立て札と黄色の旗を立てた。
南北は、各GPに大領級(北朝鮮軍大佐級)をチーム長とする7人で構成された現場検証班を投じた。この日午前9時2分ごろ、黄色のたすきをかけた韓国軍現場検証班がまずMDLを越えて北朝鮮GPを検証した。午後2時には北朝鮮軍現場検証班がMDLを越えてきて韓国側のGPをチェックした。