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韓経:【コラム】韓国は「習近平リスク」に備えているか

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.29 10:31
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中国最大のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のウェイボーには最近赤い腕章をはめた人たちの写真が相次いで上げられている。マンション警備員、大型ビルの駐車スタッフ、市内バスと地下鉄の案内員、ショッピングセンター販売員らが腕に腕章を巻いた姿を撮った写真だ。マンション団地入口で赤い腕章をはめた婦女会幹部が一般人の出入りを統制し、通りを清掃する環境美化員が腕章をはめている光景もあちこちで目につく。40年前のトウ小平の改革開放政策施行後ほとんど消えた腕章文化が拡散するのは最近の政治状況と無関係ではないという分析が出ている。

11日の全国人民代表大会で国家主席の任期制限をなくす改憲がされた後、中国では習近平主席の長期政権の雰囲気を作ろうとする措置が連日あふれている。共産党と中央政府、地方政府の核心要職はすべて習主席の側近が占めた。彼らは一斉に習主席を「人民の領袖」「国家の操舵手」と称賛し忠誠を誓った。

 
国営メディアは毛沢東執権時期に登場した「語録」「金句」などの表現を動員して習主席を持ち上げるのに熱を上げている。軍では習主席の発言を集めた語録集を発刊し第一線の将校と兵士の学習資料として活用する。中国政府は国営CCTVと中国人民ラジオ放送(CNR)、中国国際放送(CRI)を統合した「中国の声(Voice of China)」を作り中国だけでなく世界に「習近平思想」を伝播するのに乗り出した。

習主席偶像化作業に対する批判世論が大きくなると中国政府は世論統制をさらに強化している。国営メディアは習主席を狙った不遜な内容の書き込みを防ぐためコメント機能を最初からなくした。SNSでは「再任」「習皇帝」「終身制」などの掲示物が遮断された。習主席を法王や毛沢東に例えたパロディ作品は当局により強制的に削除された。

習主席の長期執権はますます現実化する雰囲気だ。毛沢東のように終身までではないが最小限2035年までは権力の座を守ろうとするだろうという見通しが支配的だ。習主席が昨年10月の共産党19次全国代表大会でこの時までに社会主義現代化を基本的に実現させるという目標を提示したりもした。

米国をはじめとする主要国では「1人支配体制」の長期化がもたらす危険性と副作用を懸念する声が高まっている。いわゆる「習近平リスク」だ。牽制と均衡が作動しない中で習主席の判断と身辺に問題が生じれば中国を超え世界が深刻な苦境に陥りかねないということだ。毛沢東時代には中国内部にとどまったが、当時と比較できないほど軍事・経済的位置づけが変わった現在ではその余波が世界に拡散するだろうと懸念される。そのため主要国政府は習近平リスクが招く影響に備えている。

だが韓国では習近平リスクに準備する動きは見つからない。北京の韓中関係専門家は「習主席が掲げる中華民族主義と『中国夢』は国力を誇示して国益を優先視する政策として現れる可能性が高い。短期的には大きな変化はないが遠からず中国の利益を前面に出し韓国を圧迫することが頻繁に起きるだろう」と予想する。中国が覇権を追求し韓米同盟を意識した攻勢的措置を取る場合、韓国が困惑する状況に置かれる可能性も排除することはできない。韓国政府が緻密に習近平リスクに備えなければならない理由だ。

カン・ドンギュ/北京特派員

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