<インタビュー>2001年ノーベル経済学賞受賞者マイケル・スペンス教授(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.30 15:45
ニューヨーク大のマイケル・スペンス教授(72)は市場の信号解釈専門家だ。労働市場で向き合う雇用者と労働者がどんな信号をやり取りして雇用と賃金レベルを決めるかを研究し、2001年にノーベル経済学賞を受賞した。司空壱中央日報顧問兼世界経済研究院(IGE)理事長がイタリアのミラノでスペンス教授と会った。世界経済だけでなく欧州テロ事態など、さまざまな信号を解釈した内容を交流するためだ。
司空=フランスのオランド大統領が数日前に戦争宣言までするほど欧州連合(EU)全体がテロの脅威を受けている。それ以前からシリアから押し寄せる難民などがEUには大きな挑戦だった。テロと難民問題が短期だけでなく中長期的に欧州統合にどんな影響を与えるのか調べる必要がある。