韓国青年人口の42%が自炊生活…栄養バランスは深刻(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.20 11:52
お金も時間も足りない若者はアルバイトや就職のための勉強に追われ、食事を取らないことが多い。特に、休み期間は大学生が学費を稼ぐためにアルバイトを集中的にする時期だ。大学生のイ・ミョンナンさん(23、女性)は「月曜日は夕食を取らないことが多い。就職スタディーが午後7時に終わるが、アルバイトが7時半から始まる」と話した。
就職活動中のソさん(25、女性)は「今年中に就職しようとスタディを3つずつしている。食事の時間を確保すれば、その分、できないことが出てくる」と語った。ソさんは「就職すればきちんと食べるはずだと自分を慰めているが…」と言葉を濁した。
「1人分の食材料を購入しにくい」という指摘も多かった。自炊生活1年6カ月目のイさん(24、女性)は「フランス研修で自炊した時は、キノコ2個、チーズ2切れなど少量を購入することができたが、韓国では何でもまとめて売られている」とし「自分で食事を準備すれば、むしろ食費が高くつく」と話した。また「残飯の袋が2リットルから販売されている。自炊する人が2リットルの袋を満たすには、1カ月間ほど台所に残飯をためておかなければいけない」と訴えた。