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【コラム】芸能人共和国=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.12 12:54
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このところファッション業界従事者から相次いで哀訴を聞く。韓国の芸能人のパワーがとても強いということだ。芸能人が要求すれば何でも聞き入れる構造がますます強固になっているという話だった。

ある韓服デザイナーは過去の協賛経験を吐露した。結婚を控えたスターカップルに韓服を無料であつらえることにしたという。両家の家族の韓服を全員分やることまでは“慣例上”そういうものだと理解しようとしたがまた別の要求が飛び出してきた。まだ未婚の新婦の妹が結婚する時に備えチョゴリを追加であつらえてほしいということだった。その一方で協賛に対しては一切の広報はできないといった。デザイナーは結局協賛を断ってしまったが、周辺では「それでもこの結婚用品業界では聞き入れなければならなかった」と機会を逃したことを残念がったという。

 
ファッショングラビア撮影をしている写真家も芸能人に自分たちの生存がかかっているとの話をする。写真家の主な稼ぎになるのはブランドグラビアと雑誌撮影。ところがこのごろは企業の担当者や記者ではなく芸能人が直接写真家を選ぶことが多くなったという。ある写真家の話はもっと極端だ。「実力を評価できるポートフォリオを差し出すとこんな質問を受ける。一緒に撮影する芸能人を交渉できるかどうかだ。なので写真家は芸能人ともっと親しくならなければ生きていけない」。

もしかしたら芸能人に服を選び着せるスタイリストこそ彼らの影響力を最もよく体感しているだろう。芸能人との親密度と交渉能力はセンスを跳び越え実力となる。トップスターのスタイリストがまた別の有名人になり、ブランドとメディアが再び彼らを追いかける生態系が広がる。

このように“芸能人共和国”になったのは、芸能人がすぐに金を稼いでくれるためだ。スターが使った服やカバン、靴がドラマやメディアに登場すれば翌日には品切れになるのが韓国だ。芸能人が文を書き写真集を出すとベストセラートップ10に上がるほどファンの思いが厚いのが韓国だ。品質とデザインに対する広報より「だれかが使った」という口コミのマーケティングが重要で、「空港ファッション」とか「賀客ファッション」という言葉がそこで出てくる。

それでもこのすべての原因を芸能人に転嫁しなければならないだろうか。むしろスターの全てをまねようとする大衆の属性、そして新しい方式で市場に穴をあけるよりも容易に消費者の財布を開かせようとする企業の怠惰を叱責しなければならないかもしれない。

何より善し悪しを問う前に最も考えてみるべき問題はだんだんと個性と趣向が消える世相だ。「××スタイル」という名前で服を選び、「××メーク」で化粧し、ダイエットはだれそれ式の通りにまねて、自分に本当に似合うもの、本当に望むものが何か探してみる人生の楽しさを探せるだろうか。生涯で最も重要な新婚旅行地やウェディングドレスさえトップスターを基準とする現象を正常とみるべきだろうか。「芸能人をまねない」というようなキャンペーンでも起きるよう願うのが冗談ではない理由だ。

イ・ドウン中央SUNDAY記者

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