韓経:【コラム】日米中が加勢する人材戦争、韓国も人材不足に対応しなくては
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.11 10:49
中国の電子商取引企業アリババの馬雲会長は武侠小説家の金庸の大ファンだ。彼が2017年に設立したグローバル研究所の達摩院は金庸の小説に出てくる少林寺の最高武術修練場の名前だ。彼は150億ドルの巨額をここに注ぎ込み2万5000人のデジタル人材を集めている。米国、ロシア、イスラエル、シンガポールにも達摩院を設立する計画だ。
中国最大の検索エンジンであるバイドゥもIT人材10万人の確保を目標に各国の専門家を迎え入れている。インターネット企業テンセントは年俸3倍、住宅提供を掲げて人材誘致に熱を上げている。中国は国レベルでも「千人計画」を通じて海外人材を吸収している。今年の人工知能(AI)分野の博士の初任給は年間100万元に達する。