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【時視各角】「トランプ・金正恩」似たもの同士の危険性

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.02 13:15
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金正日(キム・ジョンイル)と習近平が中国・北京で極秘首脳会談をしていた3月27日、北朝鮮統一戦線部副部長のメン・ギョンイルは上海にいた。彼はだれなのか。米朝会談を主導する金英哲(キム・ヨンチョル)統一戦線部長の直系人物。平昌(ピョンチャン)冬季五輪期間には韓国に常駐し韓国と米国との窓口の役割をした。メン副部長は世の関心が北京に注がれている間に上海で中国ではなく米国と額を突き合わせた。相手は米CIA幹部。北京の「金正恩-習近平」会談より重要でなさそうだが、実はもっと重要な極秘接触だった。この席でポンペオCIA局長(現国務長官)の訪朝が電撃決定された。4日後にCIAのチャーター機で平壌(ピョンヤン)に到着したポンペオが北朝鮮に滞在した時間はわずか10時間。だがこの10時間は今後10年、いや100年の韓半島(朝鮮半島)の未来を決める歴史に残る時間だった。

「金正恩-ポンペオ」平壌(ピョンヤン)談判以降、双方の水面下の交渉は急速に進んだ。息もぴったり合った。北朝鮮が「金正恩委員長の身辺の安全が最も気になる」と打ち明けると、トランプは「首脳会談候補地は5カ所」とした。すでに実務陣では2カ所に絞り込んでいたが煙幕を張ったのだ。時期も5月末で暫定決定されたが5月→6月初め→6月中旬などと意図的に流した。混線を与えた。金委員長に向けては「開かれており立派だ」と称賛した。180度観点が変わった。金正恩も文在寅(ムン・ジェイン)大統領を通じ「トランプとよく通じそうだ」と前向きに答えた。

 
われわれは板門店(パンムンジョム)で金正恩の豪快さ、よどみない即興性を見た。本人は長く考えた末の行動かわからないが台本から抜け出した突発行動が多かった。文大統領の手を取り北に「しばし」越えてきたことや、南北の30分の時差をなくした即席発言もそうだ。当時場面をテレビで見守り最初にした考えは「どうしてこんなにトランプと似ているのだろうか」だった。まず言葉が長く冗長だ。主題もあっちに行ったりこっちに行ったりする。誇示欲が強い人の共通的な特徴だ。すでに米情報当局では金正恩の話と抑揚、ボディーランゲージ(身振り)などに対する研究に入った状態だ。44分の橋上散策中にいすに座っていた30分間の金正恩の口の形を読んだ読唇術判読対話録まですでに出てきたという話も聞こえる。

こうした中でわれわれが警戒すべきことは、同じキャラクターの2人のリーダー間の「衝動合意」だ。難しく時間も長くかかるほかない非核化の過程をひとつひとつ盛り込んだ合意に至るのは現実的に厳しい。だが決して失敗してはならない会談だ。トランプ、金正恩の2人ともそれをよくわかっている。こうした状況で非核化はひとまず緩く原論的に取り上げ(「勝利した」と宣伝できる程度に)、ICBM不能化と北朝鮮に対する体制保障に電撃合意する「米朝ビッグディール」がなされればわれわれとしては悪夢だ。トランプはいまCVIDを叫ぶ。だがそのまま信じてはならない。トランプは自身の政治的成功、ノーベル賞だけ得られるなら完全な非核化でなくても合意できる人物であることをわれわれは見てきた。「弾道ミサイル禁止」が抜けているという理由でイランとの核合意を破棄しようとするのがトランプだ。米国はインド、イスラエル、パキスタンがICBMを持たないというので核保有を許容した国だ。金正恩もこの隙間に食い込むだろう。われわれが南北会談の感激と熱気から覚め最後の瞬間まで警戒と説得を怠ってはならない理由だ。トランプと金正恩のオーバーラップするキャラクター、ポンペオ平壌談判以降に展開している急流が喜ばしいが不安な5月だ。

キム・ヒョンギ/ワシントン総局長



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