韓半島全域で粒子状物質が基準値超過
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.12.27 09:58
中国発のスモッグの影響で韓半島(朝鮮半島)全体が世界保健機関(WHO)の勧告基準を超過する粒子状物質に苦しめられている。
中央SUNDAYが環境部の大気環境年報を基にソウルや釜山(プサン)など全国80都市の2012~2014年の3年間の粒子状物質平均濃度を算出した結果、27カ所が年間環境基準値を超過したことが確認された。環境部が定めた粒子状物質年間基準値は1立方メートル当たり50マイクログラム(1マイクログラム=100万分の1グラム)だ。都市別には京畿道抱川(キョンギド・ポチョン)が72マイクログラムで最も高く、楊州(ヤンジュ)、驪州(ヨジュ)、利川(イチョン)・東豆川(トンドゥチョン)、原州(ウォンジュ)なども60マイクログラムを超過した。