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サイの角の密売摘発…恥をかいた北朝鮮外交官

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.29 09:29
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北朝鮮外交官がアフリカ・モザンビークで絶滅危機の野生動物であるサイの角を密売して摘発されたとボイス・オブ・アメリカ(VOA)放送が27日(現地時間)、駐南アフリカ共和国韓国大使館関係者の言葉を引用して報じた。

この大使館関係者はVOAに対し匿名で「摘発された人物は駐南アフリカ北朝鮮大使館のパク・チョルジュン参事と南アフリカに住む北朝鮮テコンドー師範のキム・ジョンス」とし「(現地)マプト警察庁報道官に確認した事実」と説明した。現地警察によると、パク参事とキム氏は今月3日、モザンビークの首都マプト市中部の毛沢東通りにある市場で、現地密猟者からサイの角4.616キロを購入して荷積みをしているところを取り押さえられた。現地警察は情報提供を受けて出動し、2人を現場で逮捕したという。

 
絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(CITES、通称ワシントン条約)はサイの角の商業的な取り引きを禁じている。学術研究目的で国家間の取り引きが行われる場合にも、両国政府が発行する輸出入許可証を提示しなければならない。VOAは、北朝鮮が外交官の特権を利用してサイの角の密売を行っていたと報じた。外交官は国境を通過する際に検査が免除されており、封をされた外交文書用郵袋も担当外交官の同意なく検査することはできない。

駐南アフリカ韓国大使館の関係者は、サイが棲息しているモザンビークに駐在している北朝鮮保健代表部がサイの角を常時密売し、駐南アフリカ北朝鮮大使館に渡したあと大使館はこれを外交文書用郵袋に入れて中国に送っていたと伝えた。これを中国の北朝鮮関係者が受け取り、闇市で漢方薬として販売する。サイの角は「真犀角」という名称の漢方薬として、闇市で1キロ当たり6万5000ドル(約800万円)程度で取り引きされるとナショナルジオグラフィックは3月に報じていた。

北朝鮮が外交官の特権を利用して外貨稼ぎを行う現象は最近に入り頻繁に見られるようになった。先月には酒類販売が禁じられているパキスタンで北朝鮮外交官夫婦が路上で無許可で「シーバス・リーガル」等の洋酒を販売して摘発された。また、今年3月にはバングラデシュで北朝鮮外交官が金塊27キロを入れたカバンを持って入国しようとしたところ税関で摘発された。

慶南(キョンナム)大学のイム・ウルチュル教授(北朝鮮学)は「国連・米国・韓国の対北朝鮮制裁で金脈の途絶えた北朝鮮当局が外貨稼ぎのノルマを満たすよう圧迫していて、大使館の運営費も自主的に調達するよう指示したという」とし「外交官も自己救済策次元としてこのような変則行為をしたのだろう」と話した。外貨稼ぎの指示を与える部署は北朝鮮労働党39号室だ。IBK経済研究所のチョ・ボンヒョン首席研究委員は「金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の統治資金を管理する39号室が下した指示を、現在のような恐怖政治状況下で一線の外交官たちが従わないはずがない」と説明した。

外交官のうち一部は「カネの味」を占めるようになり、進んでこのような犯罪を犯すという分析もある。東国(トングク)大学のキム・ヨンヒョン教授(北朝鮮学)は「北朝鮮にも『ドンジュ(金主)』と呼ばれる富裕層が形成されるなど資本主義が入り込んでいる」とし「上部の指示で外貨稼ぎを始めた外交官たちが、商業取り引きを通じて利潤を創り出す方法に気づき、さらに積極的にのめり込んでいく側面もある」と分析した。

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