中国のTHAAD報復 貿易分野で9日間に67件
ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2017.03.20 15:23
THAAD(高高度防衛ミサイル)配備に対する中国の報復が貿易分野でも進行していることが分かった。韓国貿易協会は8日に設置した「対中貿易問題申告センター」に入った被害件数が17日までに60社・67件にのぼると19日、明らかにした。
事例は通関遅延23件、契約の保留・破棄15件、不買14件、代金決済4件、行事取消および広報禁止2件などで、韓国政府のTHAAD配備確定発表後に発生した被害と把握された。中国のTHAAD報復がサービス分野だけでなく貿易分野でも進行しているということだ。代表的な被害事例は通関の遅延で、被害企業は前例や慣行がない事由、コンテナ全数調査など無理のある検疫で被害を受けている。