韓経:220兆円の量的緩和でも笑えない日本…円高で企業も揺れる(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.04 11:20
◆よみがえるデフレ恐怖
日銀が量的緩和の名分として強調した「消費者物価上昇率2%達成」の時期も遅れている。2013年4月ごろ「2年で2%達成」に自信を表していたが、3年目の2015会計年度(2015年4月-2016年3月)の消費者物価は0.8%の上昇にとどまったと、日銀は推算している。日銀は2016会計年度と2017会計年度の消費者物価上昇率予測値をそれぞれ0.8%、1.8%(消費税率引上分除く)と見ている。物価上昇に対する期待心理を高めて「失われた20年」という長期デフレから抜け出そうという構想が水の泡になっているという分析だ。