韓国政府「中国徴用被害者の和解受け入れ、鋭意注視」
ⓒ 中央日報日本語版2015.08.05 11:44
韓国政府は中国の一部強制徴用被害者団体が日本の三菱マテリアルの和解協議を受け入れたことと関連し、「関連動向を注視したい」との立場を示した。
外交部のユ・チャンホ公報担当官は４日の定例会見で、中国の強制徴用被害者団体の謝罪受け入れが日中関係改善につながるかを尋ねる質問にこのように明らかにした。続けて、「三菱側の提案を受け入れるかどうかをめぐり中国の強制徴用被害者団体の間でも立場の違いがあるものと把握している」と伝えた。
ユ公報担当官はその上で、「現在日本企業を相手取り強制動員被害者の訴訟が進行しているだけに政府レベルの立場表明は控えたい」と明らかにした。
これまで三菱を相手に損害賠償など法的闘争を繰り広げてきた一部中国人強制徴用被害者団体は前日に記者会見を開き和解を受け入れることにしたと明らかにした。