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韓国化学企業も最高の実績…日米中などの景気回復で

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.03 14:13
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石油・化学企業が快哉を呼んでいる。世界的な好況な中、エチレンなど基礎素材の需要が大きく増えているからだ。

SKイノベーションは今年7-9月期の売上高を11兆7589億ウォン(約1兆2040億円、連結基準)、営業利益を9636億ウォンと2日、発表した。前年同期に比べそれぞれ17.5%増、132.2%増となった。SKイノベーションの今年1-9月の営業利益は2兆3891億ウォン。10-12月期にも7-9月期並みの実績を出す場合、2年連続で過去最高の営業利益となる。

 
化学・潤滑油部門が牽引した。今年1-9月の営業利益のうち化学・潤滑油部門の比率は62%にのぼる。石油精製部門への依存度を低めるために昨年からエネルギー・化学分野に事業ポートフォリオを多角化したことが成果を上げた。SKイノベーションは米国最大の化学企業ダウケミカルからエチレンアクリル酸(EAA)事業とポリ塩化ビニリデン(PVDC)事業を今年2月と10月にそれぞれ買収した。プラスチックとビニール・接着樹脂などに使われる素材を生産する事業部だ。

化学製品の生産量は米国・中国・日本などの景気回復を受け、過去最高水準となっている。昨年の国内エチレン生産量は852万4000トンと、前年比で25万トン増えた。にもかかわらずエチレン価格は1トンあたり1350ドル(9月末基準)と上昇している。台湾プラスチックグループやオキシデンタル・ケミカルなど米国化学工場が台風の被害を受けてまだ復旧せず、需給の不均衡が生じているからだ。台風の影響で、米国内の生産量の47%に相当する1800万トン規模の生産支障が発生したと推定される。

LG化学も7-9月期、営業利益が前年同期比71.7%増の7897億ウォンとなった。7-9月期基準で過去最高だ。ロッテケミカルも営業利益が前年同期比19.1%増の7662億ウォンとなった。特に両社は3、4年前から生産設備を増やしてきた投資戦略が成果を出している。

ロッテケミカルは2010年、マレーシアの石油化学企業タイタンケミカルを買収し、2015年にはサムスンSDIのケミカル事業部門(ロッテ先端素材)を買収した。LG化学も2015年に中国重慶のエンジニアリングプラスチック(EP)工場に投資した。ロッテケミカルは2018年に麗水(ヨス)工場の増設を、LG化学は2019年に大山(デサン)工場の増設を控えている。

10-12月期にも実績好調は続くと見込まれる。中国の需要増加、国際原油価格上昇による基礎素材の価格上昇などが主な要因だ。丁豪栄(チョン・ホヨン)LG化学社長は「基礎素材部門の需要が減少する時期だが、価格上昇で例年より高い実績が予想される」と述べた。韓国銀行(韓銀)が先月31日に出した10月の企業の景況判断指数(BSI)によると、化学物質・製品BSIは105と、2011年4月以降最も高かった。現在の業況を良いと見る企業がそれだけ多いということだ。

化学業種のスーパーサイクルは財界の順位も変えた。SKグループは上場系列会社の時価総額が約130兆ウォンに増えた。100兆-110兆ウォンで推移する現代自動車グループを抜いて財界2位に浮上した。SKイノベーションとSKハイニックスの株価上昇の影響だ。LGグループもLG化学とLGエレクトロニクスの善戦で、上場系列16社の時価総額が104兆ウォンに増えた。財界3位をめぐり現代車グループと競合している。化学製品の原料を供給する石油化学企業の実績も好調だ。エスオイルの7-9月期の営業利益は5532億ウォン、現代オイルバンクは2757億ウォンと、前年同期比それぞれ376.1%増、121.7%増となった。

化学製品の需要増加と原油価格の上昇で精製マージン(製品価格から原油など費用を引いた金額)が増えているからだ。石油製品の供給に支障が生じてシンガポール複合精製マージンは今年平均1バレルあたり6.5ドルと、前年の平均の6.1ドルを上回った。4-6月期まで40ドル台にとどまっていた国際原油価格も50ドル台に上がり、実績向上につながっている。

チョン・ユジンIBK投資証券研究員は「米国の台風被害が復旧しても石油精製・化学分野の需要増加が生産能力を上回り、2019年までは好実績が期待される」と予想した。

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