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【コラム】大統領がすべき選択=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.11.30 13:10
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いまの大韓民国は本当に危うい。最大の友邦である米国で前代未聞の政権が発足を控えているところだ。経済はノーベル経済学賞を取った大学者でも解決策を見つけにくい下り坂だ。北朝鮮の核挑発はますます挑発的で巧妙になっている。こんな時に支持率4%の大統領が任期に固執するのは国民と戦争をするということにすぎず、だれが勝とうがその被害者は国民であるだけだ。ヒトラーはそれでも敵と戦った。だが大統領はいま国民と戦おうとしているのだ。自身の言うように、そうしようと大統領になったのではないはずだ。

ヒトラーは「いま降参すればゲルマン族は絶滅してしまう」と叫んだ。だがゲルマン族はその時降参したので存在できた。彼らは武器の代わりに平和を持って新たな全盛時代を迎え欧州を率いている。消えたのはヒトラーの名前だけだ。ドイツでありふれた男性の名前だったアドルフはいまではだれもが名付けることをはばかる廃名になった。韓国の大統領がまねるべき例はそんなヒトラーではない。

 
学ぶ例は別にある。米国の南北戦争当時の南軍の英雄ロバート・リー将軍だ。1865年4月9日にリー将軍率いる北バージニア軍はアポマトックス裁判所の近くでユリシーズ・グラント将軍の圧倒的北軍の兵力に包囲された。忠実な副官ポーター・アレクサンダー将軍とともに丸太に座って息をついたリー将軍は「降参するしかない」と話した。アレクサンダーは反発した。「兵士らに森に逃げろと命令してください。そうすれば残った兵力の3分の2程度は散らばってゲリラ戦を展開できるでしょう」。リー将軍は首を横に振った。「だめだろう。南部同盟が失敗したという事実を認めなければならない。いま私ができる名誉で妥当なことは無条件降伏して結果を受け入れることだけだ。兵士たちも1日も早く家へ帰り農作物を植え戦争の被害から復旧しなければならない」。

南北戦争で卓越したリーダーシップで讃えられたリー将軍は降参することで平和に最も大きな貢献をしたのだ。もし彼がゲリラ戦を選択したとすれば深刻な分裂と混乱で米国は今日のような強大国になれなかったかもしれない。大統領の前に残っているのもリー将軍の選択しかない。それが最後に残っている愛国心の実践だ。そうでなければろうそくの火はたいまつに変わることになるだろう。大統領のやけどは自業自得だが、いたずらに手をやけどする国民は残念でする話だ。

イ・フンボム論説委員


【コラム】大統領がすべき選択=韓国(1)

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