【コラム】クリントンが当選したら北朝鮮の運命は?(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.27 17:13
以上のように今後予想される次期米政権の5つの対北朝鮮政策の基調を調べてみれば、「クリントン政権」の政策はオバマ政権がすでに実行している政策と大きく異なるとは思われない。だが次のような差異点のために米国の国民と有権者は「クリントン大統領」時代の対北朝鮮政策が変わったと評価することになるだろう。
オバマ政権の「戦略的忍耐(strategic patience)」政策は、それが正しくても正しくなくても大衆から見れば過度に受動的であり効果もない。したがってクリントンは「戦略的忍耐」という政策についたレーベル(label)を廃棄処分し、何か別の政策を予告する新たな修辞を駆使するだろう。