製品紹介よりIoT体験に重点…サムスン電子のIFA戦略に変化
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.31 14:26
サムスン電子が来月4日から9日まで独ベルリンで開かれる国際家電博覧会(IFA)の展示を従来とは完全に違う方式に変える。昨年まで単一製品の紹介を中心に展示したとすれば、今年はモノのインターネット(IoT)を通じて製品がもたらす生活の変化をストーリーテリングで見せる。
サムスン電子の関係者は30日、「内部で決めた今年のIFA展示の核心キーワードは『to be different』」とし「展示を見る短い時間に強烈な印象を植え付けて新しい経験を与えるには、方式に変化が必要だと判断した」と説明した。
サムスン電子は展示構成のほか、プレスカンファレンス、屋外広告などすべての要素に変化を与えた。特定の製品ではなく、IoT技術およびサービスに重点を置いた。IoTは多様な機器をインターネットに連結して情報を共有、制御する技術。サムスン電子は今回の展示でテレビ、冷蔵庫、洗濯機、スマートフォンなどを連結して使用できるIoTプラットホームとセンサー新製品を公開する計画だ。独プレミアム自動車会社のBMWとともにスマートカー関連のIoT協力事例も紹介するという。