90歳で死去した慰安婦被害者「日本の謝罪、必ず受けなければ」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.27 10:27
慰安婦被害者と認定されたファンさんは、政府から毎月150万ウォン(約14万円)余りの支援金を受けた。最低限の生活費を除いてすべて貯蓄した。必要なお小遣いは廃紙の回収でまかなった。真冬でも暖房をほとんどつけないほど節約した。一生1人暮らしだったファンさんは、死んだ後が不安で、できるだけ多くのお金を貯蓄しようとした。一度はキムさんこのような遺言を打ち明けることもした。「息子よ、私が死んだらすべての財産を現金に変えて棺の中に詰め込んで。それなら死んだ後も安心できるね」。
キムさんはそんなファンさんをこう説得した。「お母さん、そんなこと言わずにお金がなくて勉強できない学生を助けたらどうですか?」。