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【コラム】開城工団撤収、誰の何のための争いか(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.30 17:34
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朴大統領の内心がよく分からない。この機会に北朝鮮を抑え込もうということなのか、行きつくところまで行ってみようということなのか、判断できない。追い込んで北朝鮮を抑え込めると考えているのなら、あまりにも純粋な発想だ。そうして話を聞く北朝鮮なら、こういう状況までにはなっていないはずだ。政府内ですらきちんと整理されず右往左往する姿があまりにも危険に見える。南北当局の幼稚な争いで開城工業団地に投資した韓国企業とそこで働く北朝鮮従業員だけが血の涙を流している。いったい誰の、何のための争いなのだろうか。韓半島信頼プロセスとはこういうものなのか。

荷物を積んだ車が避難民の行列のように開城工業団地を抜け出す姿を見ながら、なんと馬鹿げたことだろうかと感じる。朴大統領は「テレビでそれを見ながら世界のどこの誰が北朝鮮に投資をしようとするだろうか」と語った。間違った話ではないが、人々がどのように私たちを見るだろうかという点も気になる。苦労して準備した大切な家財道具を、夫婦げんかをしながらむやみに捨てる格好ではないだろうか。

 
最後まで残っていた人たちが昨日撤収したことで、もう開城工業団地はもちろん、北朝鮮の地に韓国の国民はいない状態になった。南北間の対話チャンネルもすべて断絶した。疎通を望んでも今はチャンネルがない。米国や中国に仲裁を頼めば、どれほど恥ずかしいことだろうか。停戦60年になるまで南北が消耗的な対立状態を続けていること自体がとんでもないことだ。周辺強大国のせいばかりにすることではない。私たち自身の偏狭な姿勢と愚かさから恨まなければならない。一方だけの責任でもない。程度の差であって、南も北も同じだ。

開城工業団地は放棄できない南北和解と協力の象徴だ。韓国哨戒艦「天安」と延坪島(ヨンピョンド)事態の中でも開城工業団地の明かりは消えなかった。高速道路を建設してみれば、いろいろな事故が生じるものだ。それでも工事を中断しない。開城工業団地の門を閉めるのは、事故が少し発生したからといって高速道路の工事を中断する格好だ。私たちが先にこうした争いをやめなければならない。手は強者が先に差し伸べるものだ。負けるが勝ちという言葉もある。

裵ミョンボック論説委員・巡回特派員


【コラム】開城工団撤収、誰の何のための争いか(1)

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