【コラム】日本国債を見る目に変化(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.02.07 17:51
「負債が増える国」(Land of the Rising Debt)。 数年前からよく使われている日本の呼び方だ。 「日が昇る国」(Land of the Rising Sun)がこう呼ばれるのは莫大な国家債務のためだ。
今年4月から始まる2012年度の一般会計予算90兆円(約1320兆ウォン)のうち税収は47%にすぎない。 残りは債券発行で充当する。 国の歳出の半分を借金に頼っているのだ。 国債の金利は年1%前後だが、なんと税収の26%(11兆円)以上を利子の返済に使う。 この比率は毎年上昇している。 負債が負債を呼ぶ「借金の罠」(debt trap)に陥ったのだ。 このように積もった国家債務は約1000兆円(約1京5000兆ウォン)。 国内総生産(GDP)に対する国家債務の比率は200%を超える。