【コラム】クリントンが当選したら北朝鮮の運命は?(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.27 17:11
「変われば変わるほど、その本質は同じであり続ける(The more things change,the more they stay the same)」という英語表現は、ワシントンの政界でも適用されうる。政策が変わるといっても、政策の根本的な変化を必ずしも意味しない。今は、予測できない事態を排除すればヒラリー・クリントンが米国大統領選挙の本戦の民主党候補になる可能性が高い。また多くの世論調査によればクリントンがクリントン-トランプ両者対決の勝者になるものと思われる。
「ヒラリー・クリントン政権」になれば、米国の対北朝鮮政策はどのような姿を帯びることになるだろうか。まず最初に人的構成から確かめてみよう。国家外交政策を担当する人物にはウェンディ・シャーマン(元国務政務次官)、カート・キャンベル(元東アジア太平洋担当国務次官補)、ジェイク・サリバン(クリントン陣営の外交政策調整官)、ローラ・ローゼンバーガー(クリントン陣営の外交政策副調整官)らが含まれる。特にキャンベルをはじめ全員がアジアについての経験が豊富な人物だ。