【時視各角】ウォン高に備える時だ(2)

【時視各角】ウォン高に備える時だ(2)

2010年10月20日11時35分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  このあたりで冷静に現実を振り返ってみよう。国際市場で韓国ウォンは、この数年間最も低評価された通貨の一つに挙げられる。国際決済銀行(BIS)は先週、国別の実質実効為替レートを発表した。実質実効為替レートは物価まで考慮して国別の為替レート水準を比較したものだ。05年を100とし、これより低ければ低評価、高ければ高評価されていると見なす。

  先月末現在、韓国ウォンは81.67で米ドル(89.41)はもちろん、日本円(103.95)や人民元(119.65)に比べても低評価されている。05年はこの10年間で最もウォン高だった時期であり、比較時点が韓国にとってはやや不利となる。しかし少なくともこの5年間、韓国ウォンが人民元や日本円に比べてあまり値上がりしていないのは確かだ。日本が韓国を批判するのにも理由があったのだ。

  通貨戦争はもう他人事ではない。放置していると韓国が最大の被害者になるかもしれない。解決法はある。韓国が先にウォン高を受け入れることだ。例えば、人民元と結んで水準と期間を決めるというものだ。「3年以内に20%切り上げ」という方式でだ。長所も多い。企業や家計に準備する時間を与えてくれる。当分は急激な外貨の流出入を心配しなくてもよい。強まる物価上昇圧力も減らせる。G20議長国が率先垂範するという名分も得られる。

  ちょうど大統領も先日「G20で通貨戦争を防ぐのに積極的に仲裁する」と明らかにした。自分の手足を先にくくると主張すれば、劇的な妥協案を引き出せる可能性も高まる。何よりも、貿易依存度が世界最高、輸出の比重がG20最高、そのために10ウォンのウォン高でもあちこちから哭声が出てくる大韓民国の経済体質も変えることができる。

  イ・ジョンジェ中央SUNDAY経済・産業エディター

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