ポスコも間近…韓国産業界に労働組合設立が拡散
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.09.12 11:59
#ポスコで新しい労働組合の設立が秒読み段階に入った。ポスコは1990年に組合員2万人が加入した労働組合があったが、労働組合の幹部の不正事件で組合員が一斉に脱退し、現在は97年に設立された労経協議会がその役割を代行している。ポスコ新労組準備委員会は15日、加入の意向を明らかにした組合員を集めて総会を開く。総会では、全国民主労働組合総連盟(民主労総)金属労働組合傘下ポスコ支会の来月初めの発足に対する賛否が議論される予定だ。
#板橋(パンギョ)のゲーム業界では今月だけで2つの労働組合が設立された。民主労総傘下の全国化学繊維食品産業労働組合に加入したネクソン支会とスマイルゲート支会だ。これら労働組合の創立宣言文にはゲーム業界特有の長時間労働に対する不満が込められている。また40代に入った高齢開発者の老後の不安も労働組合設立の主な原因に挙げられる。
ネクソン労働組合は創立宣言文で「国内ゲーム産業規模は12兆ウォン(約1兆2000億円)台に成長したが、労働者の待遇は劣悪だ」とし「過労が日常になったゲーム業界の劣悪な労働環境を改善していく」と明らかにした。