韓経:「中国車2次空襲」…「まだ微風、近く台風になる」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.06.07 10:34
中国の自動車メーカー東風小康(DFSK)が1日から韓国で車両を販売し始めたと6日に明らかにした。先月31日に締め切られた事前契約件数は150件ほど。自動車業界の予想を大きく下回る成績だが、数年後には低価格の中国製自動車に韓国市場の一部を渡すことになるかも知れないとの懸念も出ている。
東風小康自動車は韓国の輸入会社を通じ1日から小型トラックとミニバンなど4種類の車両を売っている。下半期にはプラグインハイブリッド(PHEV)スポーツユーティリティー車両(SUV)の「G7」を発売する計画だ。
東風小康は韓国に2番目に進出した中国自動車ブランド(バスと小型電気自動車ブランド除く)だ。昨年初めには中型SUV「KENBO600」で北京銀翔自動車が韓国市場に参入した。中国ブランドの強みは価格だ。東風小康の0.8トントラックである「K01」の価格は1110万ウォン(約114万円)。同クラスの韓国製トラックと比較すると400万ウォンほど安い。他のモデルも同クラスの車両より30%ほど安い。中型SUVのKENBO600の価格は1990万ウォンで韓国の小型SUVと同水準だ。