【社説】北の核弾頭小型化は時間の問題、徹底的に備えるべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.10 13:42
北朝鮮が核弾頭の小型化・標準化・軽量化に成功したと主張し、核弾頭と推定される球形の物体の姿と設計図を公開したのは、軽く見過ごすことではない。特に金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が核兵器の研究現場を訪問して直接核弾頭軽量化に言及したのは初めてなので一層のことそうだ。
韓国と米国の軍当局は、北朝鮮がまだ核弾頭を弾道ミサイルに搭載できるほど小型化する水準には至っていないと推定している。大陸間弾道ミサイル(ICBM)の技術もやはり実戦能力に至っていないという判断だ。国連と個別国家的な対北朝鮮制裁とともに過去最大規模の北朝鮮指導部に対する「斬首作戦」として行われる韓米連合軍事演習に対する不安と不満を「核ブラッフィング(Bluffing、誇張トリック)」として表出しているということだ。