韓国10大グループで採用増やすのは現代自動車とロッテだけ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.26 11:41
「くもり」だ。来月に本格的に幕開けする上半期の大卒公開採用市場を気象図で表現するとこうなる。内外の不況が長期化の兆しを見せており、企業が新規人材を多く採用しにくい状況に追い込まれたためだ。25日に中央日報が各企業、就業情報会社のインクルートなどと共同調査した結果、10大グループのうち採用を増やしたところは現代(ヒョンデ)自動車とロッテの2グループだけであることが明らかになった。財界1~2位のサムスンと現代自動車の今年採用スタンスは明確に異なった。
サムスンは「縮小基調」に方針を定めた。サムスン電子の今年の大卒新入公開採用規模は昨年の約5500人に比べ500人減る。これに加え昨年11月のハンファグループとの“ビッグディール”により化学・防衛産業系列会社4社を譲渡する。サムスン物産など一部系列会社は希望退職を受け付けている。サムスングループ全体の採用人員は例年より減るほかないだろう。