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【コラム】アジアに目を向けたロシア(2)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.06.03 14:58
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さらにロシアは今後、中国だけでなく、多くのアジア国家を自国のエネルギープロジェクトに参加させるとみられる。最終目標はおそらく日本になるのではないだろうか。ロシアは日本に対し、豊富な資本と進んだ技術力を基礎に、世界的に影響力が大きいエネルギー関連大企業を率いた国と認識している。エネルギー開発に伴うリスクを分担し、大規模なエネルギープロジェクトを共同でできる国、すなわち先に述べた統合的な接近法を共同でする国として、日本も念頭に置いているとみられる。

ここで疑問を抱くかもしれない。ロシアはなぜパートナーを望むのだろうか。答えは北極海にある。ロシアは自国を長期的に支えるものとして北極海のエネルギー開発を考えている。ところがこうした大規模なプロジェクトは独自でするにはリスクが非常に大きい。このためパートナーを探し、現在としてはこの長期的な目標のための予行演習をしていると見なすことができる。これを通じて北極海エネルギープロジェクトの最終パートナーを指名する可能性が高い。

 
韓国はどうか。韓国は以前、ロシアとのエネルギー協力に大きな関心を見せていたが、最近はその関心がかなり薄れた感じだ。協力の必要性は感じるが、さまざまな悪条件のため思い切って動けないのだ。さらにこの悪条件は短期間に解消するのが難しい。北朝鮮変数もその中の一つだ。

プーチン大統領は中国とのガス契約の意味を強調するため、訪中後に沿海州を訪問し、2頭の虎を放した。この契約が成功するためには先がまだ長い。そして契約の成功は実際、ロシアの中国依存度を高める結果を招くだろう。これをよく知りながらもプーチン大統領が虎を放したというのは意味深長だ。中国とロシアという2頭の虎が今後どんな道を歩んでいくのか世界が注目している。

イリーナ・コルグン韓国外国語大教授

(中央SUNDAY第377号) 


【コラム】アジアに目を向けたロシア(1)

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