水中200メートルまで…北の潜水艦をとらえる無人潜水艇(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.12.01 11:33
また未来に登場する自家用航空機(PAV)の基盤として活用できるという期待もある。知識経済部のナム・ギマン主力産業政策官は「スマート無人機の開発を通して確保した技術で、有人航空機の開発に挑戦できる」と述べた。
これに先立ち防衛事業庁は先月29日、(株)ハンファと水中探索用自律無人潜水艇(Autonomous Underwater Vehicle)開発契約を締結した。防衛事業庁の関係者は「2014年11月まで開発することにした」とし「新概念技術試験事業の一環として、機雷や敵の潜水艦、海底地形の探索を主な機能とする」と伝えた。2014年に技術開発が終われば、軍が運用性を評価した後、実戦に投じる予定だ。
現在、米国・ノルウェー・ロシア・日本が無人潜水艇を運営している。韓国は06年から国土海洋部・韓国海洋研究院が共同で開発し、昨年ハンファが加わった。軍関係者は「昨年の韓国哨戒艦・天安(チョンアン)爆沈事件後、西海(ソヘ、黄海)での無人潜水艇の必要性を痛感した」とし「音響探知装備(ソナー)でとらえにくい北朝鮮潜水艦などを偵察できると期待している」と述べた。