【社説】「非核化」米朝首脳会談場所に板門店が最適だ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.02 09:52
トランプ米大統領が金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長間の米朝首脳会談場所として板門店(パンムンジョム)を考慮しているということはうれしいニュースだ。北朝鮮の完全な非核化と関連して南北首脳会談に続きもうひとつの朗報を伝える歴史的会談になるだろうという期待を呼び起こすためだ。米国は当初北朝鮮との会談場所として第3の場所を望んだ。スイス、スウェーデン、シンガポール、モンゴル、グアムの5カ所を検討し、最近ではシンガポールとモンゴルのウランバートルの2カ所に圧縮したという。済州島(チェジュド)など韓国地域は韓国政府の介入の可能性があるという理由で早くから考慮対象から除外したという。
しかし最近気流が変わった。トランプ大統領が先月30日午前、ツイッターに「会談場所として南北境界の平和の家・自由の家が第三国よりさらに代表性があり重要で、持続可能な場所ではないか」というツイートをしたのが始まりだった。トランプ大統領は午後には非武装地帯での会談開催が「全面的に可能で非常に興味深い考え。物事がうまく解決されれば第三国ではなくそこでするのが大きな記念行事になるだろう」とした。板門店をしっかりと取り上げ会談の有力開催場所として指摘したものだ。