韓経:【社説】韓国証券市場、いつまで外資系リポート1枚に振り回されるのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.08.16 09:55
外資系証券会社の分析報告書が株式市場を揺るがす事例が続出している。米国系ゴールドマンサックスが目標価格を半分にした13日、バイオ代表銘柄のセルトリオンは4.2%急落した。モルガン・スタンレーから否定的評価を受けたSKハイニックスの株価が6日に4.7%急落したこともあった。外資系報告書に振り回されることは1日や2日のことではない。しかし問題点を繰り返し指摘しても依存度がますます拡大する点で懸念が高まっている。
外資系リポートの作成過程はずさんな方だ。少ない人数で多くの企業を担当するため詳細な情報では韓国の証券会社より落ちると評価される。作成者もほとんどが韓国の証券会社から移ったいわゆる「黒髪の外国人」のため差別性を主張しにくい。ニューヨークや香港など本社のグローバルな見方を参照できるというが、チームを構成して総合分析する韓国の証券会社より決して良い環境にはなれない。