ソウルの道路17カ所を“ダイエット”…歩行者「歓迎」vs運転者「不満」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.28 17:00
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ソウル鍾路区新門内路5街キル(200メートル区間)は、今年9月以前は不法に駐車した車両と歩道との間が2メートルの幅しかなかったので、歩きづらい道だった。(写真=ソウル市)
27日午後1時ソウル、鍾路区新門内路(チョンノグ・セムナンロ)5街キル。光化門(クァンファムン)政府総合庁舎の裏側にあるビル密集地域を横切る200メートル区間に目立つ変化があった。昼休み直後で歩行者が多かったが、以前のように混雑した雰囲気ではなかった。車両も明らかに減ったので歩きやすい距離になった。変化は9月から始まった。
この道は、歩道の幅が2倍に広くなり、車道は半分に減った。かつては道の両側に幅2メートルの歩道と一方通行2車線の道路があったが、歩道は幅4メートルぐらいの両側歩道になり、車道はソウル地下鉄3号線の景福宮(キョンボックン)駅方面につながる一方通行の1車線になった。不法に駐車していた車や狭い歩道が印象的だったが、セムナン路5街キルが“車道ダイエット”で様変わりしたからだ。
この道を通りかかった会社員のソン・ギョンゴンさん(39)は「前は、車道に長く車の駐車行列ができ、歩道が狭かったが、今ははるかに歩きやすくなった」と話した。近隣ビルの警備員であるパク・ノヒョンさん(61)も「車道が2つだった時は、かえって不法駐車が多くて今より車の流れが良くなかった」とし「車道が減った今がかえって車両が通りやすくなった」と話した。