北朝鮮、NLL侵犯背後に権力闘争?…西海での挑発が突破口か(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.09.24 09:03
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)体制内部での権力対立の兆しが韓国当局に捉えられた。韓国政府当局者は23日、「労働党と軍部の各派閥が闘争を激しく行っている情況が現われている。金正恩政権が表面上は安定化の道に入り込んだように見えるが、内部は非常に複雑な状況だ」と話した。
こうした動きは7月に李英鎬(イ・ヨンホ)軍総参謀長の電撃粛清後さらに露骨な様相を帯びているという。金正恩第1書記は最近軍部の主な外貨稼ぎ事業を労働党と内閣に移管させ、軍部の力を弱めさせた。李英鎬解任もこうした背景のためと把握されている。