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【取材日記】「菅首相談話」わざわざ誤訳した韓国外交部

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.08.12 09:15
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10日、菅直人日本首相の談話文が配布されたのは午前11時ごろだった。

そのころ、韓国外交通商部と駐日大使館も「ハングル翻訳文」を記者たちに回した。ところで翻訳本を見た瞬間びっくりした。日本語原文には「朝鮮王室儀軌などの図書をお渡しする」となっているのに韓国外交部の翻訳本は「返還」と遁甲させたのだった。「引き渡す」と「返還」は厳然に違う。返還は奪ったことを認めて返すことであり、引き渡しは自分の所有権や品物を渡してやることをいう。菅首相が「法律的問題はすでに解決されたという観点で(返還ではなく)引き渡しだという表現を使った」と強調したこともその違いを明確にするためだった。

 
もっと大きな問題は翻訳上の間違いではない意図的な誤訳だという点だ。11日、外交部関係者に経緯を問うと「引き渡し」という表現を翻訳文に使いたくなかった。韓国の主張を込め“返還”とわざわざ使った」と述べた。気持ちは十分に理解する。朝鮮王室図書を返還されることを望み、どの韓国民が渡してもらうことを望むか。しかし使われた用語が気に入らないと言って他の国の首相の談話を気持ちに合わせて変えて翻訳していいのか。むしろ正確な表記を通じて日本政府がどんな考えを持っているかを国民にそのまま知らせるのが理ではないか。そうして非難することは非難すればいい。

もう1つ、朝鮮王室儀軌返還問題取材のために日本の政治家や関係者たちに会う度に共通して聞かれたことがある。「韓国政府に“搬出文化財のリストを提示してほしい”と要請すると“整理されたものはない”と言われるが、それは事実なのか」と言うのだ。文化財庁関係者に確認すると「実際にそうだ」と言う。一歩遅れて昨年からデータベース化に取り掛かったが、植民地時代に強制的に搬出された資料が何件あるのか、どこにあるのか把握できていないというのだ。情けないことだ。

菅首相談話後、国内では日本の宮内庁図書だけではなく国立図書館など日本政府内のすべての朝鮮図書が返って来るという期待が噴出しているようだ。しかし冷静に見たとき、このままなら日本が提示するものを返してもらうほかない。興奮した心を沈め、1日でも早く実態把握に出ることが優先だ。

金玄基(キム・ヒョンギ)東京特派員




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