就職率98.8%の金沢工業大学…秘訣は“夢考房”での実習(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.16 09:16
松石教授は、「エンジニアリングは結局ものづくり、すなわちモノを作らせる。論文が終わりではない。縄張りを考えずに協力すればより良い成果を出すことができる」と強調した。 実際にこの大学は専任教員の半分が企業出身だ。任用する際に博士学位を持っているかも確認しない。これに対し韓国は全国の大学の工学専任教員1万5116人のうち13.6%に当たる2060人だけが産業体経験者だ。
金沢工業大学は1990年代から現在のような教育体系を整えた。91年に施行された大学自由化措置が契機となった。石川学長は、「90年代に50カ所だった4年制大学がいまは480カ所余りになった。大学受験生は逆に250万人から118万人に減った。生き残るために競争力を育てるほかなかった」と話した。