「北朝鮮向けビラ中断」指示に、韓国野党「背信・絶望を感じる」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.06 11:01
文在寅(ムン・ジェイン)大統領が先月の首席補佐官会議で民間団体の北朝鮮向けビラ散布を防ぐよう指示したとの報道が出たことを受け、野党の自由韓国党と「正しい政党」が反発している。
自由韓国党のカン・ヒョサン報道官は5日の論評で、「当時の会議は北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)級ミサイルを初めて発射した直後に開かれた会議だった。大韓民国を安全に守るのではなく北朝鮮の気分を害さない案を模索したというから衝撃的で背信まで感じられる」と明らかにした。
カン報道官は「北朝鮮向けビラの散布禁止指示は深刻な安保状況を無視して国民を欺瞞したもの。政府は該当指示をただしに撤回せよ」と要求した。