慰安婦被害女性、生存者はあと４５人に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.16 09:01
旧日本軍慰安婦被害女性がまた亡くなった。１５日午後８時２０分ごろ、慶尚南道梁山市（キョンサンナムド・ヤンサンシ）の療養病院で慰安婦被害女性のチェさんが持病で死亡した。９０歳。
韓国挺身隊問題対策協議会によると、１９２６年に慶尚南道梁山で生まれたチェさんは、日本のビール工場で働かせてあげるという言葉にだまされて１６歳の時に慰安婦として連れて行かれたという。台湾で光復を迎えたチェさんは故国に戻って結婚して２男１女をもうけた。
チェさんは糖尿病など各種の病気により長い間闘病生活を余儀なくされた。家族はチェさんの身元公開を望まないことを明らかにし、葬儀は家族葬で行われる。
韓国政府に登録されている慰安婦被害者は２３８人で昨年は９人が死亡した。生存者は４５人に減った。