【社説】後進国型事故、いつまで続くのか

【社説】後進国型事故、いつまで続くのか

2006年03月26日19時17分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  ロッテワールド無料入場イベントに数万人の市民が押し寄せ、30人余が負傷するというとんでもない事故が発生した。首都ソウル、この国の有数の遊園地で起きた今回の事故は、われわれの安全不感症と市民意識水準を端的に見せている。安全と秩序に関する限りまだ後進国という事実が赤裸々に表れた。

  まずロッテ側の対処があまりにも安易だった。今回のイベントは、自社の事故から始まった一種の謝罪性イベントだった。 にもかかわらず、事故に対応しろという警察の公文を無視し、警察兵力の支援を要請しなかったという。 狭い空間に大勢の人々が殺到するのは明らかな状況だった。‘まさか…’という考えが招いた典型的な安全不感症だ。 少なくとも、インターネット抽選などの方法で人波を分散させるべきだった。昨年秋に11人が圧死した尚州(サンジュ)惨事のような大型事故にならなかっただけでも幸いだ。

  われわれの秩序意識も省みる必要がある。もちろん整理券を用いたり列を作ったりするなど、以前よりも改善されたのは事実だ。しかしまだ改めるべき点は多い。外国のように幼稚園のときから秩序教育を強化し「秩序は便利で良いこと」という事実を身につけさせる必要がある。 またこの際、‘無料心理’を利用して人々を集めるようなイベントも考えなければならない。 今回のような‘後進国型事故’を卒業できなければ、1人当たりの国民所得が3万ドルを超えても先進国にはなれないだろう。
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