<魅力コリアレポ>(4)分断国家の逆発想…韓国が平和を叫べば説得力(下)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.22 13:55
分断を素材にして大ヒットした映画『JSA』がそのヒントだ。2009年9月に公開された当時、最高観客数の582万人を記録したこの映画は200万ドルで日本に輸出された。その3年後、韓国戦争(朝鮮戦争)と理念対立の悲劇を描いた映画『ブラザーフッド』が1174万人の観客を集めた。分断が芸術作品の立派な素材であることを確認させた。
VANKは具体的な行動を始めている。北東アジア国家間の葛藤解決と平和定着のために「ピースメーカー(Peace maker)」を組織したのが代表例だ。平和と繁栄の伝令士だ。韓国とアジア、そして世界を導き、呼吸を一緒にしようというビジョンを提示する。「ピース記者」の活動が目立つ。記者が書いた記事はピースウェブマガジン(Paths To Peace)にアップデートされる。地球村の紛争を予防したり平和に転換しようとする努力が込められた文を媒介体とし、知韓派と親韓派ネットワークを構築した。これを通じて韓国人が紛争イシューを主導的に解決していく姿を知らせている。