自動車の燃費、政府部処間で認証基準めぐり対立=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.27 15:23
26日、政府ソウル庁舎2階のブリーフィングルームには、4つの発表資料が置かれた。国務調整室・企画財政部・産業通商資源部・国土交通部がそれぞれ資料を出した。半年以上も自動車燃費誇張をめぐり産業通商資源部と国土交通部が対立したが、結局、どうすることもできなかった。仲裁に入った企画財政部と国務調整室はお手上げだ。そして裁判所にボールを渡した。
この日、国土交通部はサンタフェDM2.0 2WDの燃費(複合基準14.4キロ)は非適合とし、課徴金を科すと明らかにした。双龍自動車のコランドスポーツCX7 EWD 4WD(11.2キロ)も燃費を誇張したという判定を受けた。課徴金は最大10億ウォン(約1億円)となる可能性もある。現行法では、政府が消費者補償命令を下せないが、消費者がこの結果を根拠に訴訟を起こすことはできる。