【時論】「秋夕の民心」世論調査、実体を正しく見よう(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.15 13:38
今後20カ月間選挙がない今年の秋夕はより一層そうだ。民心の変化を言うが、たいてい正確な実体を反映することはできない。正しい変化を語るためには、秋夕以前と以後を比較しなければならない。また同一調査機関の数値を準拠としなければならないが、そのようなケースは珍しい。同じ時期に調査したといっても、いつも似ていたわけではない。むしろ少しずつ違うのが正常だ。なぜなら調査方法、質問内容、標本選定および代替方式などがそれぞれ違うためだ。
調査時期が変われば調査結果はより一層変わるしかない。そんな調査結果を一緒に混ぜて推移を表示する場合、全くとんでもない事態がもたらされる恐れがある。例えば朴槿恵(パク・クネ)大統領の支持率の場合、秋夕前後に時系列的に高まる傾向だけではなく、反対に低くなる傾向も作り出すことができる。数多くの調査結果の中で、そのような傾向に一致するものだけを選んで表を描けば良いからだ。当然の話だが、まともな推移を見せるためには同一報道機関と調査機関の支持率の数値を時系列的に比較しなければならない。