金正恩氏による張成沢処刑から5年…北朝鮮批判を高めた自滅手(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.12.12 14:35
金正恩(キム・ジョンウン)執権7年間に起こった最も衝撃的な事件の一つに記録された「張成沢(チャン・ソンテク)処刑」が今日で5年を迎える。絶対権力を固めようと叔母の夫を殺害した「青年指導者」金正恩氏(当時29歳)の姿に平壌(ピョンヤン)権力内部の恐怖政治の絶頂を味わった。国際社会はその残酷性に驚いた。北朝鮮人権監視機構が北朝鮮体制の劣悪な人権状況に警戒心を持つ契機になった。張成沢氏の除去で権力の危害要素をなくしたという政治工学的評価とともに潜在的な不安要因を高めたという評価が交錯している。張成沢処刑5年の北朝鮮権力の流れと今後の金正恩体制の去就を診断してみたい。
「国家安全保衛部特別軍事裁判所は凶悪な政治的野心家、陰謀家であり万古逆賊である張成沢を死刑に処するよう判決した。判決は直ちに執行された」