リコール対象でないBMWでまた出火…「政府が実験して究明せよ」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.08.16 08:53
BMWのディーゼル車両の出火事故と関連し韓国政府が史上初めて運行停止命令を発動したが混乱は収まらずにいる。出火事故被害者はBMWコリアが主張する排気ガス再循環装置(EGR)欠陥のほかに別の出火原因はないか政府が究明すべきと主張している。
先月30日に初の集団訴訟を起こした出火事故被害者の訴訟を代理する法務法人パルンのハ・ジョンソン弁護士は16日午前に記者会見を行い韓国政府の速やかな出火原因究明を促す予定だ。
ハ弁護士は15日に中央日報との通話で「安全診断を受けていないBMWのリコール対象車に対し運行停止命令が下されたが、出火原因究明のロードマップは全く提示されていない状態だ。政府はオーナーにだけ被害を転嫁するのではなく原因究明に向けた具体的な方策を提示しなければならない」と主張した。