北朝鮮、昨年の対外貿易が急減

北朝鮮、昨年の対外貿易が急減

2018年07月10日13時07分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  今年に入って南北首脳会談や米朝首脳会談に北朝鮮が積極的な態度を見せた背景について疑問が提起される中、その手がかりとなる統計が出てきた。昨年、北朝鮮の対外貿易規模が急減したのだ。

  大韓貿易投資振興公社(KOTRA)が9日に出した報告書「2017年度北朝鮮対外貿易動向」によると、南北貿易を除いた北朝鮮の対外貿易規模は前年比15%減の55億ドル(約6000億円)だった。全体の貿易規模は2016年に増加に転じたが、昨年また減少した。

  北朝鮮の輸出は前年比37%減の17億ドル、輸入は前年比1.8%増の37億ドルだった。これを受け、貿易赤字は前年比125.5%増の20億ドルとなった。

  ユン・ジョンヒョクKOTRA新北方チーム長は「北の貿易減少は国連安保理の対北制裁決議案のためと考えられる」とし「2016年度の国連制裁の場合、民生目的は除外されて効果が制限的だったが、昨年8月から施行された決議案2371号は石炭・鉄鉱石・水産物など北の主力輸出品目の輸出を全面禁止し、全体の輸出減少につながった」と分析した。

  北朝鮮の最大貿易国は中国で、貿易規模は52億ドル(輸出16億ドル、輸入36億ドル)だった。これは前年(60億ドル)比13%減。北朝鮮の貿易全体のうち中朝貿易は94.8%で過去最高となった。ロシア、インド、フィリピン、スリランカが北朝鮮の2-5位の貿易相手国。日本は独自の対北朝鮮貿易制裁で2009年以降、貿易実績が全くない状況が続いている。

  北朝鮮の主力輸出品目の衣類・鉱物性燃料の輸出はそれぞれ5億ドル(-18.6%)、4億ドル(-65.3%)と前年比で急減し、北朝鮮の輸出減少の主な原因になった。主な外貨獲得手段だった魚類・甲殻類・軟体動物など海産物は昨年8月から国連の制裁で輸出が禁止され、前年比16%減少した。多くの品目で輸出が振るわない中、食用果実とナッツの輸出は前年比で55%増えた。

  北朝鮮の最大輸入品目は原油・精製油など鉱物油で4億ドル分が輸入され、全体輸入の10.9%を占めた。
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